＜たいせつなものへ＞便り　　その1

　9月のはじめに「トモさんと送る夏」という拙文を当ブログにアップしている。そのトモさんのお母さんより、朗読CD「たいせつなものへ」に寄せてお便りが届いた。

　こんな聴き方をしてくださる方が一人でも居られることで、15年間手探りで新しいジャンルを創ってきたことにポッと灯りを点して頂いたような、清水を流して頂いたようなとても有難い思いがした。

　そこで、朗読CDに頂いた灯や清水をご本人の承諾を頂いてこのブログコーナーに「我田引水」させて頂きご紹介するコーナー＜たいせつなものへ＞便りを設けさせていただいた。

「早速ですが　すてきなCDを送っていただきありがとうございます。早くお礼をと思いながら申し訳ありません。朝刊配達を終えた頃（少ししか配っていませんので五時には終了しています。）まだ静かな街、そして物音ひとつしない我が家に着き、ボリュームを大きくして先生のやさしいお声、そしてすてきな音楽を聴かせていただいております。

　平凡で幸せな我が家のスタートに感謝です。朝は心が白紙で、すなおにしみわたります。飾りもない朝がすきです。

　先生からいただきました折、トモが帰ってきます頃、聴いておりました。先生のお声を聞いて「あれっ？」といった表情でにっこりです。財産が又増えました。本当にありがとうございます。

　又　明日、先生のお声に励ましをいただきスタートできますのがたのしみです。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～トモさんのお母さんより～

「せんせい　CDいつもおかあさんときいてます」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～トモさんより～