オウチ(センダン)の花

 早朝ウォーキングを始めました。かって夕食後にしたことがありますが、暗くて寒くて淋しくて、一年も続かないうちに恥ずかしながら挫折しています。早朝の方が花や草木、鳥たちに会えるので、気分良く歩けます。夙川沿いのオウチ(モードを変えても正しい漢字変換が出来ません)の大木が、薄紫の花を煙らせています。 

 山上億良が妻への挽歌にこの花を詠んでいるだけに、大木の高い枝先に煙る様子は何か儚げです。今風に吹かれて花を落とし始めています。もうすぐ咲く合歓の花にも会いに行かなくては。この季節、何故か儚げな花ばかりに憧れてしまいます。 

 

 今日会った水鳥は、ウミウでしょうか。黒くて首が長くて、お世辞にも可愛いとは言いにくいのですが、数羽並んで、羽音をカノンのように順番に立てるのが面白くてしばらく立ち止まって眺めていました。ウミウは巣作りの季節を迎えているようです。

 今度こそ早朝ウォーキングが挫折しませんように。時々その日出会った花や水鳥を紹介させていただきます。お楽しみに^^/