吟遊詩人社の12月

 今年のカレンダーが最後の一枚になってしまいましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。                                          

 

 こんな時に衆議院選挙があるという、なんとも慌しくも気の抜けない年末です。私はどこの政治党派にも所属しておりませんが、集団的自衛権を閣議決定で通し、日本国憲法の主要な柱の一つである<戦争放棄>を事実上一内閣が無くしてしまうような今の自民党政権には反対しています。棄権はしないで「とりあえず自民以外」にみんなが投票し、自民党のこの間のやりたい放題にストップをかけないと、アメリカと共に戦争に参加する国になってしまうでしょう。           

 

 今地殻変動の激しい時期に日本列島は入っているようで、御嶽山に続き阿蘇の噴火も生々しいとき、鹿児島の火山地帯にあります川内(せんだい)原発再稼働も着々と進められています。

 兵庫県も決して人事ではありません。事故を起こした福島第一原発と同じく築40年以上経った福井県の高浜老朽原発の再稼働も、関西電力は進めようとしているのです。

 

 故菅原文太さんが、病をおして沖縄の知事選の応援にかけつけられたとき、「政治家の大切な仕事は三つある。一つは国民を飢えさせないこと。子どもたちに安全な食べ物を食べさせる事。そして戦争をしないこと。」と正確な語句は忘れましたが、声を振り絞って魂のこもったスピーチをされていました。安倍自民党政権は、その3つの大切な仕事を投げ出して、反対の方向に日本を無理やり引っ張って行こうとしているように思います。みんながあきらめないで「とりあえず自民抜きで」投票し、自民の暴走をなんとしてでもくい止めなければ、楽しい孫たちとのお正月も迎えられないでしょう。14日(日)必ず投票をして、みんなで良い年の暮れとお正月を迎えましょう。

 

吟遊詩人社予定  

 

12月14日(日) 13:00~ ばとこいあ神戸例会

          神戸青年学生センター(阪急六甲駅北10分)にて

          バッハのパルティータにのせて「落ち葉のパルティータ」

                             シューマンの弦楽四重奏曲にのせて「風はどこから来るのか」の朗読

12月27日(土) 13:00~ バイオリン リサイタル 

           岡山国際ホテルにて(会場変更しました)